名古屋工業大学の学科別偏差値
名古屋工業大学の特徴
名古屋工業大学は明治38年に名古屋高等工業学校として創立し、昭和24年に名古屋高等工業学校と愛知県立工業専門学校を前身とし設置された歴史ある国立大学です。
未来の科学技術を支える工学人材の育成を大きな目標とし、その取り組みのひとつとして導入された高度工学教育課程と学部・大学院6年一貫の創造工学教育課程では将来の工学エリートを育成できるような仕組みとなっています。
▼名古屋工業大学 紹介動画
大学の正門付近には、当学で研究している「音声言語処理技術」をもとに開発された双方向音声案内デジタルサイネージを設置しており、大型のディスプレイに3Dキャラクター「メイ」と「タクミ」が登場し、来校者の音声を認識して学内を案内する世界初の全天候型デジタルサイネージとなっています。
名古屋工業大学の主な卒業後の進路
平成29年度のデータによる進路状況は927名(第一部)の卒業者のうち245名が就職を希望し、その就職率は98.8%となります。
また、665名は進学を希望し、その進学率は71.7%です。
(第二部は23名中就職希望者17名/94.4%、進学希望者5名/21.7)
主な就職先と進学先は以下の通りです。
就職先
- デンソー(4名)
- アイシン精機(4名)
- アイシン・エィ・ダブリュ(4名)
- 大成建設(4名)
- トヨタホーム(4名)
- マキタ(3名)
- 中部電力(3名)
- 住友電装(3名)
- 清水建設(3名)
- 鹿島建設(3名)
- トヨタ車体(3名)
など
進学先
- 名古屋工業大学(644名)
- 名古屋大学(6名)
- 東京工業大学(3名)
- 奈良先端科学技術大学院大学(3名)
など
名古屋工業大学の入試難易度・倍率
名古屋工業大学の各学部の偏差値とセンター試験得点率は以下の通りです。
学部 | 偏差値 | センター得点率 |
---|---|---|
工学部(第一部) | 55.0〜60.0 | 73〜81% |
工学部(第二部) | 47.5〜50.0 | 60〜62% |
学部や学科によって多少の違いはありますが、受かるためには偏差値60を目指す必要があるでしょう。
なお、第二部に関しては夜間学部であるということで偏差値、センター試験得点率ともに第一部よりは多少易しめです。
しかし、入学時に有職者であることを望まれているため就職活動、またはすでに仕事をしている状況での受験となるという点では第一部より難易度は高いかもしれません。
倍率に関しては、各学部の全入試合計の倍率は第一部3.1倍、第二部4.2倍です。
学科や試験の内容によって大きな差はありません。
名古屋工業大学に合格するために
入学試験には、一般入試、推薦入試、AO入試、外国人留学生特別入試があります。
メインとなるのは一般入試と推薦入試です。
特に一般入試では入学定員のおよそ87%が募集されます。
前期と後期に分かれており、ともに筆記試験及び面接(創造工学教育課程のみ実施)が課せられています。
基本的な内容はセンター試験(国語、地歴・公民、数学、理科、外国語)と3教科(数、理、英)の個別学力検査となります。
※学科によっては小論文を含む場合もあり
第一部の競争率はさほど高くはないですが、油断はできません。
最低でも偏差値55が必要となりますので、基礎基本はもちろんのこと、応用問題にもきちんと対応できることが大事です。
また、教科も多いので受験対策の時間配分も大事となるでしょう。
「得意な科目は少なめに、苦手な科目は多めに」がポイントです。
名古屋工業大学のサークル・部活・同好会
スポ—ツ系
- 野球部
- 陸上競技部
- 水泳部
- ソフトテニス部
- ラグビー部
- ビリヤード部
文化系
- 管弦楽団
- 合唱団
- 美術部
- 囲碁部
- ロボコン工房
など多数
名古屋工業大学が輩出した有名人・著名人
- 田野瀬良太郎(元自由民主党総務会長、元自由民主党幹事長代行、元財務副大臣)
- 大野耐一(元トヨタ自動車副社長、元豊田合成会長、元豊田紡織会長、かんばん方式等トヨタ生産方式開発、労働大臣功績賞、藍綬褒章)
- ken(ギタリスト、シンガーソングライター)
- 江村哲二(現代音楽作曲家、ブザンソン国際音楽コンクール作曲部門第1位、芥川作曲賞)
など多数
名古屋工業大学へのアクセス方法
・桜通線 吹上駅下車(5番出口から西へ約900m)徒歩10分
・昭和巡回 名大病院下車(東へ約200m)