東北芸術工科大学

東北芸術工科大学の特徴

東北芸術工科大学は、山形県山形市にある私立大学で、県内2番目の大学として1991年に創立されました（もう１つは国立の山形大学）。通称は「芸工大」です。

学部は芸術学部とデザイン工学部があり、研究科として芸術工学研究科があります。

大学は山形市南東側の上桜田の低位段丘面に位置しており、東に西蔵王高原と蔵王連峰、西には市街地ごしに西部丘陵や朝日連峰、月山等の山形盆地を形成する山々が見える、雄大なロケーションの中にあります。

▼東北芸術工科大学PV

大学の基本使命と教育目標は次のとおりです。

将来、一人ひとりが社会のあらゆる場面で活躍できるよう、東北芸術工科大学では大学の理念を基に、学生が身につけるべき力として次の4つを定めています。

東北芸術工科大学の主な卒業後の進路

2021年のの就職率は95.6%です。

美術館や歴史館：

奥松島縄文村歴史資料館、清春白樺美術館、庄内町教育委員会、新庄もがみ農業協同組合、多賀城市埋蔵文化財調査センター、上杉博物館、奥松島縄文村歴史資料館、吉備文化財研究所

金融：

日本生命保険、北都銀行

機械、電器、自動車等：小泉製作所、本田技術研究所四輪開発センター・二輪開発センター、ソニー、日立製作所、松下電器産業

家具：
アイリスオーヤマ、上越クリスタル硝子、山形木工、ヤマギワ、一条工務店
建設：

鹿島建設、セキスイハイム、大和ハウス工業、東日本ハウス、ミサワホーム茨城他

東北芸術工科大学の入試難易度・倍率

2023年の東北芸術工科大学の各学部別共通テスト得点率は64%～76%、偏差値は45.0～52.5です。

また倍率ですが、2019年のデータでは受験形式や学科によってかなりばらつきがあります。

平均して高いと言えるのが芸術学部の「文化財保存修復学科」と「総合美術コース」です。

大学が発表している総計データでは、倍率は文化財保存修復学科とデザイン工学部の「グラフィックデザイン学科」が共に5.7倍で最高です。

最も低いのが芸術学部の「テキスタイルコース」で、1.9倍となっています。

東北芸術工科大学に合格するために

東北芸術工科大学に合格するためには、当大学が芸術系の大学であることを考えれば、第一には芸術やデザインに興味と熱意を持つことが求められます。

ひとつの考えや視点にとらわれることなく、柔軟性のある視点やものの考え方、そして芸術によって社会に貢献し社会を豊かにしたいという意志があることが大切です。

もちろん芸術を理解しそれを社会に展開するためには、基礎学力も大切ですし、自分が目指す学科が求める芸術センスも必要です。

学科によって詳細は違いますが、入試科目には、デッサン、油彩画、水彩画、そして小論文や面接があります。

これらセンスに自信があり、なお過去問を解いて傾向を理解することが必要であると言えるでしょう。

東北芸術工科大学のサークル・部活・同好会

大学のホームページにはサークルが掲載されています。

その他のサークルが活動しています。

東北芸術工科大学が輩出した有名人・著名人

東北芸術工科大学へのアクセス方法