東北医科薬科大学の偏差値･ランク･受験対策

引用：Wikipedia

偏差値	48～72

正式名称	東北医科薬科大学（とうほくいかやっかだいがく） Tohoku Medical And Pharmaceutical University
種別	私立
所在地	〒981-8558 宮城県仙台市青葉区小松島4-4-1
電話番号	022-234-4181
FAX番号	022-234-1785
公式サイト	https://www.tohoku-mpu.ac.jp/

東北医科薬科大学の学科別偏差値

医学部(偏差値：72)

薬学部薬学科(偏差値：55)

薬学部生命薬科学科(偏差値：48)

東北医科薬科大学の特徴

■東北医科薬科大学は仙台市に2つのキャンパスを持つ医科大学です。学部は医学部と薬学部の2学科が開講されており、東北地方で最も難易度の高い医科大学として有名です。
東北医科薬科大学の創立は1939年ですが、創立当初は薬学研究を国が廃止していました。

■創立者の高柳義一は自身の理念の基、私立大学として東北医科薬科大学を設立しました(正しくは前身の東北薬学専門学校)教育理念として高度な専門性を掲げており、思いやりの心と優れた倫理観をもった人材の育成、自ら課題を見つけ主体的に取り組む事が出来る人材の育成を目指しています。

東北医科薬科大学の主な卒業後の進路

2022年の東北医科薬科大学の就職率は以下の通りです。

学部	学科	就職率
医学部	医学科	98.91%
薬学部	薬学科	93.8%
薬学部	生命	100%

■薬学科の就職率は93.8%と高い水準です。薬局への就職が半分以上である58.8%を占め、残りの半分を病院とドラッグストアで2分している構図です(病院13.5%、ドラッグストア17.0%)また大学への求人数では病院が544件で最多、続いて薬局が298件と非常に多い求人数を誇ります。就職に関して困ることはなさそうです。

■医学部では医師国家試験ののちに臨床実習を行うことになっています。医師国家試験の合格率は公表されていませんが、多くの学生が医師を目指して日々勉強に励んでいます。

東北医科薬科大学の入試難易度・倍率

2023年の東北医科薬科大学の各学部別共通テスト得点率は53%～83%、偏差値は37.5～67.5です。

学部	偏差値	共通テスト得点率
医	65.0～67.5	83%
薬	37.5	53%～57%

■東北医科薬科大学の偏差値は医学部で65.0～67.5、薬学部で37.5前後です。また倍率はそれぞれ5.6倍と1.7倍です。医学部の倍率5.6倍は他の医科大学と比較して低いものです。また募集人数100名に対し281名の合格者を出しており、見かけの募集人数よりも競争率は低い事が特徴です。

■また薬学部に関しては偏差値が標準的であり、倍率も低い水準であることから入学難易度は低めです。どちらもきちんと対策を行えば現役合格は十分に可能となっているので、受験を考えている皆さんはしっかりと受験勉強に励み合格を勝ち取って下さい。

東北医科薬科大学に合格するために

■医学部は一般入試のみです。教科は外国語・数学・理科・小論文で学科試験は全ての範囲から出題されます。加えて面接が課されており、その小論文は二次試験の面接時に使用されます。満点は400点満点(数100点、理100点×2、外100点)理科では物理・化学・生物の中から2科目が出題されるため選択することが可能です。受験に際しては予備校での集中対策を行うことを強くお勧めします。倍率は5.6倍と医学部にしては決して高い数字とは言えないものの、絶対的な倍率としては非常に高い競争率です。

■そのため抜かりのない対策が求められている事を意識しましょう。薬学部では数学・理科・外国語の3教科のみの受験となり、医学部とは違って小論文・面接の試験は課されません。薬学科では理科の選択は無し(化学のみ)、生命薬科学部では化学と生物のいずれかを選択する必要があります。こちらに関しては自学で十分に対策が可能ではありますが、不安な方は学習塾に通うことをお勧めします。東北医科薬科大学の英語試験は3年生の範囲までが出題範囲として課されており難易度も高いので、受講することが出来る教科が制限されているのであれば、英語を受講すると良いでしょう。当然ですが、苦手な科目がある場合はそれを優先的に受講するようにしましょう。