東北大学

東北大学の特徴

■東北大学は仙台市に4つのキャンパスを構える国立大学です。旧帝大のひとつとして知られており、現在の東北大学は戦後1947年に設立されました。

■東北大学は学部が多いことで知られており、全10学部と東北地方における総合大学としての役割を果たしています。学生数が10,000人を超えるマンモス校としても有名です。

■東北大学は研究中心の大学であることを自覚しており、伝統として「研究第一主義」を掲げております。様々な研究成果を世の中に還元することで使命を果たしている大学です。また楽天イーグルスの優待チケットが購入できることも特徴の一つです。

東北大学の主な卒業後の進路

■東北大学は全学部を通して進学者の割合が非常に大きい大学として有名です。大学院に進学する者の割合は全学部で概ね10%を超えており、全学生10,000人ほどに対して実に1,360名の卒業生が大学院にて更なる学問を納めております(2019年卒業生)。

■就職に焦点をあわせると製造業、情報通信業、金融保険業に就職を内定させている学生が多いことが分かります。教育学部では進学者を除く卒業生59人のうち、5人の学生が教育支援業・学習支援業へ、16人の学生が地方公務員となっています。恐らくこれは教員でしょう。人数としては平均程度の教員採用試験突破率であり、特別多いわけではありません。

東北大学の入試難易度・倍率

2023年の東北大学の各学部別共通テスト得点率は64%～88%、偏差値は52.5～67.5です。

※BF：ボーダー・フリー（偏差値が設けられていない学部）

■伝統ある旧帝大として有名な東北大学では、全学部の偏差値が60を超えています。また全学部を横断的に見た際の倍率は概ね2.5倍〜4倍程度と考えると良いでしょう。

■偏差値を考慮すると競争は激しくなることが予想されます。受験科目はセンター利用入試の場合、国語・数学・理科・外国語の4科目と地歴公民から2科目の選択となり満点は600点です。受験科目が多く対策に手間がかかることが予想されます。また一般入試では国語・数学・外国語の3科目1000点満点で合否判定を行います。ただし理系学部では国語の代わりに理科が課されます。

東北大学に合格するために

■受験科目が多く対策が困難です。そのため東北大学を受験しようとしている皆さんは高校入学時から受験を意識した予復習が必要となります。

■1年生、2年生の間は発展問題まで無理に取り組む必要は無く、その代わりに定期テストでは学年上位(学校規模にもよるが概ね5位以内)を目指すように勉強を行いましょう。

■自学では時間が足りなくなるケースも大いに考えられるので、効率化の為に予備校へ通うと良いでしょう。学習塾でも受験対策は取り合ってもらえますが、大手チェーンを選択するよりも地域に根ざした学習塾のほうがきめ細やかな指導を期待できるでしょう。

■センター利用入試の場合、外国語は選択できますので自身の得意な言語での受験も可能です。併せて検討してみるのも良いでしょう。

東北大学のサークル・部活・同好会

■スポーツ系

• アーチェリー部
• アメリカンフットボール部
• フットサル部
• ゴルフ部
• ラグビー部
• 自動車部
• 硬式テニス部
• 硬式野球部
• 新極真空手部
• 水泳部
• 合気道部
• 水泳部
• 陸上部
• 弓道部男子バスケットボール部
• 軟式テニス部

■文化系

• ESS
• オーディオ研究部
• 囲碁部
• 演劇部
• 奇術部
• 交響楽部
• 写真部
• 将棋部
• 生活部
• 茶道部
• 美術部
• 文芸部
• 軽音楽部
• 混声合唱部
• 落語研究部
• アマチュア無線部
• マンドリン部
• 映画部
• 放送研究部

東北大学が輩出した有名人・著名人

• さがらごうち(YouTuber)
• 伊藤宗一郎(元衆議院議長・元防衛庁長官)
• 芽誠司(第17代東京大学総長)
• 黒田了一(元大阪府知事)
• 佐竹敬久(秋田県知事)
• 後藤斎(山梨県知事)
• 代田稔(ヤクルトの開発者)
• 豊田喜一郎(トヨタ自動車創業者)

東北大学へのアクセス方法

■片平キャンパス

仙台市営地下鉄東西線 青葉通一番町駅より徒歩10分ほど

仙台市営地下鉄南北線 五橋駅より徒歩10分ほど

JR仙台駅より徒歩15分ほど

■川内キャンパス

仙台市営地下鉄東西線 川内駅と直結

仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅より徒歩5分ほど

■青葉山キャンパス

仙台市営地下鉄東西線 青葉山駅と直結

■星稜キャンパス

仙台市営地下鉄南北線 北四番丁駅より徒歩15分ほど