東邦音楽大学

東邦音楽大学の特徴

■東邦音楽大学は埼玉県に本部を設置している私立大学です。大学設置は1965年と歴史は古く短期大学部も併設されています。音楽学部のみの単科大学でピアノ、声楽、現打楽器など8つの専攻があります。学びの柱として「東邦スタンダード」が設定されており、各楽器等の取得過程で得ることが出来る想像力や忍耐力を社会に役立てる事は東邦音楽大学の基本理念としても存在します。オーストリアのウイーンへの研修もカリキュラムに組み込まれており、音楽の本場である西洋の最新技術を学ぶことも可能です。

東邦音楽大学の主な卒業後の進路

■音楽の教員免許が取得可能な学校であるため、小学校の音楽家専科教諭や中学校、高等学校に就職する方もおられます。具体的な内訳等は公表されていないため、全体に占める割合までは断言できませんが、教職課程を履修している学生のほとんどは教員になっている事が予測されます。その他幼稚園や保育園への就職実績もあります。

■東邦音楽大学の就職の特徴としては、音楽教室の講師とての求人もある事です。有名なヤマハやカワイをはじめ、島村楽器など有名な楽器店での講師や販売に進まれる方が目立っています。東邦音楽大学が発表している就職実績では音楽関連企業への就職がボリュームゾーンのように見受けられます。

東邦音楽大学の入試難易度・倍率

■東邦音楽大学の倍率は未公表とされています。しかしおおよその受験者偏差値は明らかとなっており、50に満たない程度です。定員が学部全体で100名と比較的少人数ではありますが、合格者数を公表していない為、詳しいことは分かりません。しかし受験難易度はそれほど高い訳ではなさそうです。受験形態は編入など特殊なものを除き4種類(一般入試、一般推薦、AO入試、演奏専攻推薦)となっています。

東邦音楽大学に合格するために

■一般入試の試験科目は小論文、楽典、ソルフェージュ、実技、面接の5つです。楽器演奏に関してはそれぞれ皆さんの練習に依りますが、小論文と楽典、個人面接に関しては対策の必要があります。小論文では学校の先生に添削を仰ぎ、複数回の練習を積む必要があります。その際に注意して頂きたいことが「書きたいことをまとめておく」「一文を短くする」事の2点です。小論文は600〜800字と文字数があまり多くは無いため、すぐに上限の文字数に達することが予想されます。

■ブレインストーミングを行う習慣をつけ、書きたいことを短く纏める練習を日頃から行っておきましょう。文章の書き方については、書店に売っている本を参考にすると良いでしょう。出版されている書籍は文章が整っているため参考になると思います。また楽典については音楽理論の話となるため、学校の授業では全く太刀打ちが出来ません。和音関係は覚えることが非常に多いため、早めの対策を行うと良いでしょう。

■また、実技対策の際にもコードを確認する癖をつけておくと、五線譜を見ただけで和音を判別できるため積極的に行いましょう。面接は学校の先生や、通塾している場合は塾の講師にも指導を仰ぐと良いでしょう。他の入試方法で受験するにせよ、小論文と実技試験は必須であるため、各自で対策を行うようにしましょう。受験科目に関しては学習塾に通う等の対策は不要です。その代わりに音楽教室などに師事する事をお勧めします。

東邦音楽大学のサークル・部活・同好会

■サークルについては東邦音楽大学では公表されていません。しかし、公式サイト内ではサークルに関しての記述がありますので、サークル自体は存在します。

東邦音楽大学が輩出した有名人・著名人

• 奥華子(シンガーソングライター)

東邦音楽大学へのアクセス方法

■文京キャンパス
東京メトロ丸ノ内線 新大塚駅より徒歩3分ほど
東京メトロ有楽町線 護国寺駅より徒歩8分ほど
JR大塚駅より徒歩10分ほど

■川越キャンパス
JR埼京線・川越線 南古谷駅より徒歩10分ほど(スクールバス有：3分ほど)
東武東上線 上福岡駅よりスクールバスで12分ほど