東邦大学

東邦大学の特徴

東邦大学は東京都大田区に本部を構え、千葉県習志野にもキャンパスを持つ理系私立大学です。
すべての学部で「人間性」をキーワードにしており、人間性豊かな医療現場の職業人の育成を目標としています。

▼東邦大学　紹介動画

医学部を開講している大学で将来医師を志している方にとってはとても魅力的な大学と言えます。
また他にも薬学部や看護学部など医療に関わる学部も開講しており、周辺分野の学問を修めるための学部もあるなど、医療に携わる人間を育成する大学としては総合センター的役割を担っています。

東邦大学の主な卒業後の進路

2022年の東邦大学の各学部の就職率です。

医学部では大学卒業後、医師国家試験に挑むことになります。
その後臨床研修を受講することで医師としてのキャリアをスタート。
その後は後期臨床研修を経て臨床医として医療の現場に立つことになります。

臨床研究に関しても東邦大学が現場を用意しており、3件の医療センターと提携しています。
その他看護学部などの卒業生は提携している病院への就職が大半を占め、進学が若干名。一般企業へ就職学生は多くありません。

東邦大学の入試難易度・倍率

2023年の東邦大学の各学部別共通テスト得点率は60%～70%、偏差値は42.5～67.5です。

一般試験では医学部で3教科の試験が課されます。
教科は理系2科目と外国語で、面接試験もあります。

薬学部では上記から面接を除いた3教科試験。
看護学部では数学と理科から1科目を選択する2科目型となります(外国語は必須)理学部に関しては理系に科目と外国語の3教科で受験することになります。

偏差値は軒並み60以上と比較的高水準な難易度となっています。また試験倍率も最低が理学部の3.0と競争が激しい大学です。
医学部はどの大学でも同様の事が言えますが18.8倍とやはり高い競争率が特徴です。

受験競争は激しい戦いが予想されるため、高校入学時からの長期的な受験対策スケジュールを組む必要があります。

東邦大学に合格するために

受験スケジュールの組み方ですが、受験勉強の初期は基礎を固める事に徹します。
可能であれば発展問題に1年ほどの時間を費やすことが出来るように、普段の授業から予習復習をしっかりと行っておく事が大切です。
特に理系科目は基礎知識を組み合わせて解答を進めてゆく問題が多く、理系科目ほど基礎が大切な教科はありません。必ず抑えておくようにしましょう。

偏差値を参考に話を進めると、東邦大学は自学で対応できるギリギリの偏差値となっています。
勉強があまり得意でない場合は通塾や予備校にて、勉強の方法を再復習するようにすると勉強がスムーズに進みます。

理系学生の皆さんは英語が苦手な傾向がありますので、英語の試験で差をつけるアプローチを行うことがお勧めです。
可能な限り長文読解に取り組み英文に慣れ親しむことを優先して行いましょう。
くれぐれも単語帳を読み込み、単語だけが記憶に溜まってゆくことがないように注意しましょう。
文章を読むことで単語の使い方や文構造も理解することが出来るので、文章題は苦手でも数をこなし慣れるように努力することが大切です。

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