東京理科大学

東京理科大学の特徴

■東京理科大学は東京都神楽坂に本部を構える私立大学です。創立は1881年と非常に歴史が深く、理学研究の代表的な機関です。首都圏に3つのキャンパス、北海道長万部に1つのキャンパスを持っている事も特徴の一つとして挙げられます。

■学部はすべて合わせると8つです。主に理系の学部が多いですが、文系の学部として経営学部が開講されている事も珍しいです。「坊っちゃん」(夏目漱石)に登場する舞台としても描かれているなど日本を代表する理系大学で、数々の有名人を輩出しています。

東京理科大学の主な卒業後の進路

2024年の東京理科大学の就職率は96.7%です。

■卒業生の大半は大学院への進学を決めています。理学部第一部を例にすると、2019年3月に卒業生した学生127人のうち、およそ25%にあたる32人が大学院への進学となっています。学術研究が盛んな大学として知られている通り、研究者への道を歩む方が多い印象を受けます。

■割合として最も多いのが企業への就職です。細かな業界までは公表されていません。大学院進学者と並んで多いのが教員です。全体のうち25人が学校の教員としてのキャリアを選択しています。公務員に関しては少なく全体の卒業生のうちわずか2人しか公務員になっていません。他の学部でも公務員の比率は多くないようです(教員を除く)

東京理科大学の入試難易度・倍率

2023年の東京理科大学の各学部別共通テスト得点率は59%～83%、偏差値は40.0～65.0です。

※BF：ボーダー・フリー（偏差値が設けられていない学部）

■東京理科大学では一般入試がA,B,C方式と3系統、グローバル方法入学試験、指定校推薦、公募推薦、社会人特別選抜、帰国子女入学者背罰、外国人留学生入学試験があります。最も一般的なセンター利用入試と一般入試にフォーカスして解説すると、センター利用では理系学部では外国語、国語、数学、理科の4教科。経営学部では外国語が必須。

■国語、地歴公民、数学、理科から2教科を選択する必要があります。一般入試では科目が学部によって異なるので志望する学部を確認するようにして下さい。倍率としては一般入試で理系学部はおよそ3倍、経営学部では6倍程度と考えておくと良いでしょう。競争率は標準的です。

東京理科大学に合格するために

■入学試験に向けて、ご自身の受験教科をしっかりと確認しましょう。センター利用入試の特徴として、外国語は選択肢が設けられています。英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から選択が可能です。もし得意な言語があるのであれば活用すると良いでしょう。

■また数学はⅰⅱ、ABからの出題となっており、対策が困難というわけではありません。理科は物理・化学・生物・地学から1科目の選択となっており、皆さんの得手不得手に合わせた選択が可能です。偏差値が軒並み60後半と非常に高い水準にあります。偏差値は70を超えるように勉強スケジュールを組むようにしましょう。また受験科目が多いため、可能であれば2年次から対策を進めるようにすると尚良です。

東京理科大学のサークル・部活・同好会

■スポーツ系

• 合気道部
• アイスホッケー部
• ウェイトトレーニング部
• 弓道部
• 剣道部
• 硬式野球部
• サッカー部
• 山岳部
• 柔道部
• 少林寺拳法部
• 水泳部
• 卓球部
• 軟式野球部
• バスケットボール部
• バドミントン部
• 舞踏研究会
• 洋弓部
• 男子ラクロス部

■文化系

• 囲碁部
• 歌う友の会
• 映画研究部
• 神楽坂一丁目通信局
• 管弦楽団
• 混声合唱団
• 将棋部
• 美術部
• 放送研究部
• 落語研究系
• 軽音楽ジャズ研究会
• 軽音楽ロック研究会

※キャンパスによってサークルは異なります

東京理科大学が輩出した有名人・著名人

• 黄川田仁志(衆議院議員)
• 吉田茂(元内閣総理大臣)
• 桂歌助(落語家)
• 櫻井淳(物理学者)
• 山田メユミ(@cosme創設者)
• 正垣泰彦(サイゼリヤ創業者)

東京理科大学へのアクセス方法

■神楽坂キャンパス(理学部ⅰⅱ、工学部、経営学部)

各線飯田橋駅より徒歩5分

■野田キャンパス(薬学部、理工学部)

東武野田線 運河駅より徒歩5分

■葛飾キャンパス(理学部ⅰ、工学部、基礎工学部)

JR常磐線、東京メトロ千代田線 金町駅より徒歩8分ほど

京成金町線 京成金町駅より徒歩8分ほど

■長万部キャンパス(基礎工学部一回生)

JR函館本線・室蘭本線 長万部駅より徒歩15分(自動車で5分)