東京薬科大学

東京薬科大学の特徴

■東京薬科大学は東京都八王子市にキャンパスを構える薬学部と生命科学部の2学部を持つ私立大学です。

1949年からの歴史があり非常に息の長い大学として知られています。

敷地面積が東京都内では広い部類に入り、多くの映像作品にてロケ地にされています。

また自然も豊富なため東京都とは思えないほどゆったりとした環境で薬学に関しての知識を学ぶことが出来ることも特徴です。

男子校と女子校が合併して現在の東京薬科大学が創立された経緯から、薬学部では授業のみが男女別となっています。

東京薬科大学の主な卒業後の進路

2022年の東京薬科大学の就職率です。

■東京薬科大学の就職率はどちらの学部も95%を超えています。

全ての学生が希望の職に就くことが出来る数値で、就活売り手市場と呼ばれている現在では高水準と言えるでしょう。

薬学部では製薬会社のエーザイや大塚製薬などの大手企業への就職が目立つほか、東京都内の病院へも若干名の就職実績があります。

■専門性を活かして化粧品や科学研究の道へ進む方も大勢おり、就職に関しては理系業種への進路が多いです。

公務員としては厚生労働省や自衛官などの他、都道府県の事務職への就職実績があります。進学に関しては京大・東大の大学院への進学があります。

東京薬科大学の入試難易度・倍率

2023年の東京薬科大学の各学部別共通テスト得点率は55%～63%、偏差値は45.0～50.0です。

■センター利用入試では三教科(理科3科目の中から1科目、英語、数学)で受験することになります。

この場合の満点は計600点です。数学は数ⅰⅱ、数ABを受験する事になります。

一般入試では化学、コミュニケーション英語ⅰ～ⅲ、英語表現ⅰⅱと数学ⅰⅱ、数学AB、の3教科で満点は350点です。

■一般入試では出題範囲に除外範囲が設定されているため、各自で確認して頂くようお願いいたします。

偏差値は軒並み60を超えており、平均以上の学力が必要とされます。

倍率としては全入試で軒並み3倍程度の推移を見せており、募集人数に対して倍ほどの合格者を出しています。

一般入試では4.2倍、センター利用入試では4.5倍となっており競争率は比較的高めです。

東京薬科大学に合格するために

■偏差値が60を超えていることや競争倍率が4倍である事を考慮しても入試は熾烈な争いとなる事が予想されます。

また理系科目を必ず受験しないといけないため、受験勉強のスケジュールも計画的に設定しないといけません。

まずは試験要項を確認し、ご自身の受験科目を確認し、試験内容から除外される範囲を把握しましょう。

一般入試B方式では数学の範囲で除外範囲が設定されています。

数学ⅰではデータ分析が、数学Aではユークリッドの互除法と進法が除外、数学Bでは数列とベクトル以外が除外範囲です。

■受験する皆さんにおかれましては、このように受験科目と範囲を明確にしてから受験勉強に臨まれる事を強く推奨します。

範囲外の学習に関しては完全に任意ですが、試験範囲の対策が疎かにならないように気をつける必要があります。

センター試験の過去問を用いて学習を進める場合、安定して9割ほどの正答率を出せるようにスケジュールを組むとスムーズです。

東京薬科大学のサークル・部活・同好会

■スポーツ系

• 準硬式野球部
• サッカー部
• ラグビー部
• 男子バスケットボール部
• 女子バスケットボール部
• 男子硬式テニス部
• 女子硬式テニス部
• 男子軟式テニス部
• 女子年式テニス部
• 卓球部
• 男子バドミントン部
• 女子バドミントン部
• スキー部
• 陸上部
• 弓道部
• 柔道部
• 剣道部
• 空手部
• ワンダーフォーゲル部
• ハンドボール部
• 水泳部

■文化系

• 合唱団
• やきものクラブ
• ハルモニア管弦楽団
• ギターアンサンブル部
• モダンジャズ研究部
• 軽音楽部
• ダンス部
• 写真部
• 茶道部
• 漫画・アニメーション部

東京薬科大学が輩出した有名人・著名人

• Ryo(ミュージシャン)
• 吉田大蔵(ケツメイシ)
• 山口隆(あすか製薬社長)
• 石井道子(政治家)
• 松本純(衆議院議員)

東京薬科大学へのアクセス方法

■JR中央線 豊田駅からバスで8分ほど(直通バス乗車)
京王線 平山城址公園駅からバスで8分ほど。徒歩の場合は18分ほど
京王相模原線 京王堀之内駅からバスで8分ほど