東京農工大学

東京農工大学の特徴

■東京農工大学は東京都府中市の国立大学です。

1949年に設置された歴史を持つ大学で農学部と工学部を設置しています。

■農学部と工学部を設置している大学としてはとても珍しく、少人数制の授業が特徴です。

■研究分野では工学部が研究力ランキングでは全国5位を獲得するなど非常に研究水準が高い事が知られています。

豊かな教養・高い倫理観と広い国際感覚を備え、先駆的で人間性豊かな研究者・技術者・専門職業人の育成を目標としています。

東京農工大学の主な卒業後の進路

■卒業生の7割は進学を選択しています。

具体的な進学先は公表されていませんが恐らく同大学院への進学かと思われます。

■残り3割弱の卒業生は就職をしていますが、学術研究や国家公務員、地方公務員への進路をとる学生もおられます。

農学部の卒業生は一部農業や林業への就職となっています。いずれも具体的な企業は公表されていません。

東京農工大学の入試難易度・倍率

■難易度は国立大学としては標準的です。

2024年（令和6年度）の入試倍率は農学部で5.5倍、工学部で4.9倍です。

競争倍率としては標準もしくは低倍率であり偏差値さえ満たせば入学は比較的容易です。

また両学部ともに推薦入試では多少競争倍率が上昇し農学部で5.4倍、農学部では4.7倍となっています。

■模試の偏差値は60を一つの目標にして、最終的には65程度まで上昇させることの出来るような勉強計画を組む必要があります。

■試験では理科・英語・数学から出題されます。

なお理科は物理・化学・生物のうち2科目を出願時に選択することになっています。

加えてセンター試験を受験し国語・地歴公民・数学・理科・英語の成績を提出する必要もあります。

配点は国語が200点、地歴公民は100点、数学はセンター試験200点と個別試験200点の合計400点、理科はセンター試験の200点と個別学力検査の250点を足した450点、外国語はリスニングを含むセンター試験が200点、個別学力検査の100点を足した300点で合計点数は1450点となります。

東京農工大学に合格するために

■出題の幅が広いため長期的な対策が必要です。

■高校で学習した範囲のほとんど全てが出題範囲となっている為、予備校や学習塾を活用し計画的に勉強を進めるようにしましょう。

■特に英語ではリスニングが必須となっている為対策が困難です。

学校の先生に協力を仰ぎ早めの対策をお勧めします。

■英語圏に友人が居ると有利ですので留学生を受け入れている学校の場合は仲良くなっておくという手もあります。

■合格最低点はどの学部・学科でもおよそ1100点前後ですので過去問では最低でも7割は確保しておきたい所です。

センター試験では全教科で9割を取ることのできるように勉強を進めておくとスムーズです。

■加えて受験勉強は2年生の頃から意識しておくことを強くお勧めします。

出題範囲が広範囲かつハイレベルな問題となっている為、3年生になってからの対策となると非常に厳しい一年間を過ごすことになることが予想されます。

既習事項は必ず身につけるように心がけ、予習復習を欠かさないように心がけましょう。

東京農工大学のサークル・部活・同好会

■スポーツ系

• 合気道部
• アメリカンフットボール部
• オリエンテーリング部
• 空手部
• 弓道部
• 剣道部
• 硬式テニス部
• 軟式野球部
• ゴルフ部
• サッカー部
• 山岳部
• 自転車部
• 柔道部
• 準硬式野球部
• 少林寺拳法部
• 水泳部
• スキー部
• ソフトテニス部
• ソフトボール部
• 卓球部
• 探検部
• ダンスサークル
• ツーリングカヌー部
• テコンドー部
• 軟式野球サークル
• ハイキング部
• 馬術部
• バスケットボール部
• バドミントン部
• バレーボール部
• ハンググライダー部
• ハンドボール部

■文化系

• ESS
• ISサークル
• SF研究会
• アカペラサークル
• 囲碁部
• 歌研究会映画研究部
• エレクトーン

東京農工大学が輩出した有名人・著名人

• 神田伸一郎(お笑い芸人・ハマカーン)
• 休日課長(ミュージシャン・ゲスの極み乙女)
• 前田幸一(きんでん社長)
• 森下元晴(元厚生大臣)
• 西尾邑次(元鳥取県知事)

東京農工大学へのアクセス方法

■府中キャンパス

JR武蔵野線 北府中駅から徒歩12分ほど

京王線 府中駅、JR中央線 国分寺駅からバスにて10分ほど

■小金井キャンパス

JR中央線 東小金井駅南口徒歩約8分、nonowa口徒歩約6分ほど

JR中央線 武蔵小金井駅から徒歩20分ほど