東京成徳大学

東京成徳大学の特徴

■東京成徳大学は1993年設置の比較的新しい大学です。前身となる王子高等女学校の創立は1926年となっており、女学校からスタートした大学である事が分かります。建学精神は大学名にも使用されている「成徳」です。「徳を成す人間の育成」を目標としており、人間力の醸成に重きを置いています。

■この建学の精神をもとに東京成徳大学では5つの教育目標を掲げており「おおらかな徳操」「高い知性」「健全なる身体」「勤労の精神」「実行の勇気」から構成されています。人間に必要とされる三要素を「知徳体」と表現する事が多々ありますが、東京成徳大学ではおおらかな徳操を第一に置いており、基盤にしている事が伺いしれます。東京成徳大学では心の教育を念頭に置いているという事です。

東京成徳大学の主な卒業後の進路

■進路を学科別に見ると子ども学科では就職率が98%と高い水準となっています。特に教育機関への就職が目立っており保育所が33%、幼稚園が26%、小学校が5%、認定こども園が1.5%と全体的な比率では大きなウエイトを占めています。その他一般企業への就職は27%とこちらも安定しています。

■経営学部では一般企業への就職が多数を占めております。卸売が全体の30%、情報通信の分野へは　20%と全体の半数をこの2分野で占めております。就職率は97%とこちらも非常に高い水準を守っています。その他小数ではありますが、運輸業や医療福祉への進路もある状態です。

■応用心理学部では福祉心理学科では8割弱の卒業生が医療や福祉の業界に就職しています。対する臨床心理学科ではサービス業が約半数を占めておりどちらも就職率は8割を超えています。また医療や福祉の分野へも多くの卒業生を輩出しており2分野を合わせた就職割合は約8割となっています。健康・スポーツ心理学科では一般的な職が軒を連ねており、サービス業が半数、卸売と製造業があとに続いています。健康・スポーツ心理学科では入学後の希望によって幅広く就職する業界を選択することができそうです。

東京成徳大学の入試難易度・倍率

■東京成徳大学は全学部で偏差値が50前後というデータが出ています。そのため模試の偏差値も50を合格圏の目安として勉強を進めていくことになります。偏差値が55程度であると上位層での入学も期待できます。入試は一般入試、センター利用入試、公募推薦入試、AO入試で受験することが一般的です。どの学部も一般入試の場合、倍率が2～3倍とやや競争がある状態です。そのため可能な限りの準備を求められます。AO入試は学部による差が大きく、最大値は国際学部の3.8倍から応用心理学部も1.4倍まで幅が広がっています。センター利用入試に関しても3倍程度の競争が例年行われていますので検討している方は留意しておきましょう。

東京成徳大学に合格するために

■すべての学部での一般入試(A～C日程)は国語、英語の2教科で選考が行われます。配点はそれぞれ100点づつで古文と漢文は出題されません。そのため現代文と英語の対策をする事になります。現代文では文章題を中心に熟語や難読漢字を身につける流れとなります。先述の通り漢文や古文は出題されませんので対策は容易な部類に入ります。英語に関しては中～長程度の文章を中心に勉強すると良いでしょう。単語の暗記やイディオム確認に留まること無く、生きた文章を可能な限り多く読むことが重要です。自学での合格が十分に可能なレベルですが、不安に思われる方は学習塾もしくは通信教育の受講をお勧めします。

東京成徳大学のサークル・部活・同好会

■スポーツ系

• ダンス部(2部)
• アイドル研究会
• スノーボードサークル
• テニスサークル
• バスケットボールサークル
• バドミントンサークル
• バレーボールサークル
• フットサルと音楽を楽しむ会
• 球技サークル

■文化系

• アウトドアサークル
• 映像・写真部
• 吹奏楽サークル
• 軽音楽部
• ボランティアサークル
• カムカムキッズサークル
• 手話サークル
• 人狼サークル
• 盤参会ⅱ(ボードゲームサークル)
• 茶道部
• LGBTsサークル
• 漫研
• お笑いサークル
• 食事サークル

東京成徳大学が輩出した有名人・著名人

• 梶原しげる(アナウンサー
• タレント)
• 小林由美子(声優)
• 滝沢秀一(マシンガンズ)
• シルクロード(YouTuber)

東京成徳大学へのアクセス方法

■JR埼京線 十条駅から徒歩5分

■JR京浜東北線 東十条駅から徒歩10分