共立女子大学

共立女子大学の特徴

■共立女子大学は、東京都千代田区に位置する私立大学です。1886年（明治19年)、女性に専門的知識と高度技能を習得させるため、宮川保全、鳩山春子ら34名の先覚者を発起人として、「共立女子職業学校」を設立しました。1928年（昭和3年)には、「共立女子専門学校」に改称。1949年（昭和24年)に新制大学が発足し、「共立女子大学家政学部」と「別科」が設立されました。

■2016年（平成28年)には創立130年を迎え、記念式典が行われました。専門課程として自然科学系、社会科学系、人文科学系が揃っており、そこには医療系、芸術系、メディア系、教育系、建築デザイン系なども含まれています。

■また教養科目を一本化し、大学・短大の別なく、すべての学部・科の学生が机を並べて授業を受けるようにしています。これによって学生の交友関係と視野が広がり、小さな総合大学としての特質が強化されているのです。世界各国の大学と多くの協定・提携を締結しており、交換留学をはじめ、派遣留学やインターンシップ派遣留学、夏季と春季に行われる海外研修などに参加することができます。

共立女子大学の主な卒業後の進路

■共立女子大学の卒業生の進路は、就職や大学院進学など様々です。2018年度の就職率は95.5％です。

■主な就職先の業種は、建設・不動産、製造、情報通信、運輸・郵便、卸売・小売、金融・保険、サービス、公務員など、様々な分野や業界で活躍しています。

共立女子大学の入試難易度・倍率

■共立女子大学の偏差値は、家政学部で45.0〜55.0、文芸学部で50.0〜55.0、国際学部で52.5〜55.0、看護学部で47.5です。

■2019年度の入試倍率は、家政学部が一般入試3.1倍、AO入試2.5倍、センター試験3.7倍です。文芸学部が一般入試3.5倍、AO入試2.7倍、センター試験3.7倍です。

■国際学部が一般入試4.7倍、AO入試1.3倍、センター試験4.8倍です。看護学部が一般入試2.8倍、センター試験3.6倍です。全体的に入試倍率は2倍以上あるので、偏差値以上の難易度があると言えます。

共立女子大学に合格するために

■共立女子大学に合格するための各教科の対策は、

• 国語：学校でもらった漢字集、資料集、文学史、文法事典などを活用して時間をかけて地道に積み重ねていきましょう。
• 外国語：単語帳などを使って、早いうちから英単語の暗記を行いましょう。英文法などは、分からない部分をそのままにしておかず、その時その時で解決させる習慣をつけると脳への定着もスムーズに進みます。
• 社会：世界史は、流れを掴んで年代やそれぞれの特徴を描きだし、楽しみながら覚えていきましょう。

共立女子大学のサークル・部活・同好会

■運動部

• テコンドー部
• チアリーダー部
• バスケットボール部
• バレーボール部
• バドミントン部
• ボート部
• ラクロス部
• ゴルフ部

■文化部

• 英語研究会
• 演劇研究部
• 雑学研究会
• 社会福祉サークル
• 美術部
• ファッション研究会
• 放送研究部

共立女子大学が輩出した有名人・著名人

• 桂由美（ファッションデザイナー）
• 入山法子（モデル・女優）
• 菜々緒（タレント・女優・モデル）
• 長内美耶子（女優）
• 三宅雪子（衆議院議員）
• 上野通子（参議院議員）
• 正岡律（正岡子規の妹）

共立女子大学へのアクセス方法

東京メトロ半蔵門線「神保町駅」下車徒歩1分