札幌医科大学

札幌医科大学の特徴

■札幌医科大学は北海道の札幌市に拠点を置く医科大学です。建学の精神は、進取の精神と自由闊達な気風と医学・医療の攻究と地域医療への貢献の2つです。

■さらに大学の理念は、人間性豊かな医療人の育成、道民に対する医療サービスの向上、国際的・先端的な研究を進めるといったことが重要な大学の理念です。

■さらに、中期目標として

このように、医療を通して北海道からグローバルまでを考え、世界に通用する技術・人間性を兼ね備えた医療人の育成を主な教育目標としています。

■学部は、医学部医学科と保健医療学部の中に3つの学科、看護学科、理学療法学科、作業療法学科があります。さらに、2020年4月より保健医療学部の中に、公衆衛生看護学選考が創設されます。

■また、札幌医科大学は、独自で大学初ベンチャー企業を何社か創設しています。*大学初ベンチャーとは、大学・大学院での研究成果をもとに民間企業として会社を企業するものです。札幌医科大学だけでの企業から、他大学と共同での創設もあります。例えば小樽商科大学や北海道大学との共同の設立もあります。このように医療を通し、シャイへ貢献している大学です。

札幌医科大学の主な卒業後の進路

■医学部医学科はもちろん医者の道へと進みますが、医科大学附属病院、他病院など様々な進路があります。

■国家資格の取得率(看護師・保健師・理学療法士)もほぼ100％と全国平均を大きく上回る確率です。

■さらに看護学科・理学療法学科・作業療法学科の就職先としては、札幌医科大学附属病院が最も多く、次に近隣の病院、そして看護学科に限れば、海外の病院がわずかにいます。また、少数ですが、進学者もいます。

札幌医科大学の入試難易度・倍率

2023年の札幌医科大学の各学部別共通テスト得点率は80%～81%、偏差値は62.5です。

■医学部医学科の偏差値は62.5です。医学部医学科は一番難しい学部となっています。

■そして各学部・学科のセンター得点率は医学部医学科が84％(588/700点)、保険医療学科看護学科が71％(639/900点)、保険医療学科理学療法学部69％(639/900点)、保険医療学科作業療法学部が68％(612/900点)となっています。

札幌医科大学に合格するために

■現在4つある学部・学科の中でも特に医学部医学科の受験が最も難しい。他学部・学科ももちろん難しいが、医学部医学科がその中でも頭一つ抜き出ているイメージです。

■まずはじめに医学部医学科の一般入試前期日程のセンター1次が、国語・選択(地歴・公民)・数学・理科・外国語。
医学部医学科はその中から5教科7科目、そして2次試験で数学・理科・外国語・面接があります。
保健学部看護学科が国語・数学・外国語が必須、選択が地理・公民・理科の中から5〜6教科7〜8科目
理学療法学科が国語・数学・理科・外国語が必須、選択が地理・公民。そして5教科7〜8科目
最後に作業療法学科が、国語・数学・外国語が必須、そして選択が地理・公民・理科。全部で5〜6教科7〜8科目あります。
そして医学部医学科以外の3学科は2次は面接のみです。

■外国語(英語)の勉強法は、赤本を使いひたすら過去問を解くということ、そして何よりも時間内に全てを解き終わるということが最も重要です。

■そして発音やアクセントなど基本を十分にすることで、最初の方でつまづくことはありません。数学は、自信があり、解ける問題から先に手をつけ、無理だと思ったら捨てる勇気も必要です。理科は基本的に初歩を完璧にし、その上で応用の勉強もしていくことが大切です。国語は得意な分野を伸ばしつつ、苦手な分野でも平均点を狙える勉強をすることが大事です。そして最後に、社会に関してはひたすら過去問を解くことをお勧めします。

札幌医科大学のサークル・部活・同好会

■サークルは、文化系が15サークル。そしてスポーツ系が27クラブあります。文化系ではIFMSA(国際医学生連盟)、外科手技部など医科大学独自のものから、合唱部、美術部、ジャズ部、吹奏楽などもあります。さらに、運動部はアイスホッケー、ワンダーフォーゲル、柔道、剣道、自転車競技部など様々な部活があります。

札幌医科大学が輩出した有名人・著名人

■小説家の渡辺淳一氏が札幌医科大学の出身です。

札幌医科大学へのアクセス方法