高知短期大学

高知短期大学の特徴

高知短期大学は、1953年に創立・設立した公立の短期大学です。

高知短期大学は1953年の開学当初からの社会科学系単科短大ですが、｢憲法｣・｢民法｣・｢商法｣・｢刑法｣・｢労働法｣・｢国際法｣・｢行政法｣・｢税法｣などの法学系科目、｢経済原論｣・｢マクロ経済学｣・｢ミクロ経済学｣・｢経済学史｣・｢金融論｣・｢財政学｣・｢経営学｣・｢会計学｣・｢地域経済論｣などの経済・経営系科目、｢政治学｣・｢地方自治論｣・｢社会学｣・｢地域史｣・｢国際関係論｣・｢ジェンダー論｣・｢マスコミ論｣などの総合社会系科目の3つの体系からなるカリキュラムが組まれており、社会科学全般に関する専門科目をまんべんなく学ぶことができます。なお、社会科学という名称を用いた学科をもつ短期大学はここだけです。一般教育科目では、｢英語｣・｢フランス語｣・｢ドイツ語｣・｢中国語｣・｢韓国語｣といった外国語科目のほか、｢哲学｣・｢心理学｣・｢文学｣などの教養科目があります。

3つの体系に共通する専門科目として｢高知学｣や｢消費生活論｣といった地域生活に密着したユニークな科目があります。
2年制の社会科学科の上に、1年制の専攻科応用社会科学専攻が設置されています。専攻科では、地域政策モデル、生活法政モデル、経営会計モデルの3つの体系によるカリキュラムが組まれており、｢地域政策｣や｢地方政治論｣・｢地域財政論｣、｢不動産法｣・｢税務会計論｣などの、より高度な社会科学系の専門科目や応用科目を少人数ゼミ形式で学ぶことができます。

2019年9月に最後の学生が卒業し、2020年2月に文部科学省から正式に廃止が認められた高知短期大学は、その後、閉校式が行われました。

高知短期大学の主な卒業後の進路

高知短期大学の就職率は2018年度で8年連続100％を突破しており、とても高い水準を誇っており、企業からも信頼される卒業生を数多く輩出しています。
主な就職先は、各学科の専門職で、2割〜3割程度が一般企業への就職となっています。