日本獣医生命科学大学

日本獣医生命科学大学の特徴

■日本獣医生命科学大学は昭和24年に設置された私立大学です。明治14年に日本最初の私立獣医学校「獣医学校」として開校されたのがはじまりでした。

■その後改称や校舎の移転などを経て現在に至り、全国の中でも名門の獣科大学としてその地位を確立しています。

日本獣医生命科学大学の主な卒業後の進路

■平成30年度の進路状況について。卒業者数353名で就職者数は314名、進学者数は29名でした。

■主な就職先は以下の通りです。

• （株）微生物化学研究所
• 共立製薬（株）
• （株）ＡＣプラザ苅谷動物病院
• （株）ジャパンペットコミュニケーションズ
• （株）ハル犬猫病院
• （株）益田大動物診療所
• （有）桐原犬猫病院　所沢アニマルメディカルセンター
• ＡＬＬＯＮＥ動物病院
• （株）ジンズ　JINS Inc.
• （株）ロック・フィールド
• （株）紀文食品

■主な進学先は以下の通り。

• 東京医科歯科大学大学院
• 東京大学大学院
• 愛媛大学大学院
• 横浜市立大学大学院
• 群馬大学大学院
• 日本獣医生命科学大学大学院

日本獣医生命科学大学の入試難易度・倍率

■日本獣医生命科学大学のセンター試験得点率、偏差値、倍率については以下の通りです。

• 獣医学部：セ試得点率66%～90% 、偏差値47.5～65.0、7.1倍
• 応用生命科学部：セ試得点率52%～65% 、偏差値40.0～42.5、1.6倍

■倍率に関しては学部による大きな差が見られます。
獣医学部は倍率も高く（試験内容によっては20.0倍まで跳ね上がります）、難易度も比例して上がるでしょう。
また、細かくみると獣医保健看護学科と獣医学科の間にも大きな差があります。

■よって、日本獣医生命科学大学においては獣医学部・獣医学科のみ難しいレベルであり、他は中堅には届かない、やや易しいレベルということになります。
※データに関しては「大学受験パスナビ」をもとにしています。

日本獣医生命科学大学に合格するために

■入学試験には推薦入試、一般入試などの試験区分があります。

■推薦入試では書類審査、面接、小論文および基礎学力検査によって選抜が行われます。基礎学力検査では英語（コミュニケーション英語Ⅰまで）、数学（数学Ⅰ、数学Aまで）の試験が行われます。（基礎学力検査を課すのは獣医学部のみ。）

■面接と小論文対策はしっかりと行い受験に臨みましょう。学力検査を課せられている場合にはそちらの対策も忘れずに。一般入試には独自試験方式とセンター試験併用方式があります。

■独自試験方式では本学独自試験の成績によって合否判定をするという試験区分です。受験する学科によって必須教科等が違いますが、英語と理科（生物・化学）については全学科同一の問題となっており、この教科で受験する場合には1回の試験で全学科の併願が可能です。

■上記のことからも、英語と理科の範囲はしっかりと復習しておきましょう。センター試験併用方式ではセンター試験の成績と本学独自試験の成績の合計で合否判定します。

■センター試験では数学（または国語）、外国語の成績が使用されます。本学独自試験は理科を対象とします。

■理数系に強い方が多いと思われますのでネックになるのはセンター試験の英語でしょう。出題範囲は英語の筆記となるため、記述問題の対策をしっかりとしておきましょう。
より多くの問題を解いて慣れておくと良いでしょう。

日本獣医生命科学大学のサークル・部活・同好会

■体育系

• 空手道部
• ウエイト・トレーニング部
• 洋弓部
• 剣道部
• 蹴球部
• 野球部
• 柔道部
• 馬術部

■文化系

• 写真愛好会
• 野生生物研究会
• 赤とんぼ
• ケネルクラブ
• フォークソング
• 茶道部

日本獣医生命科学大学が輩出した有名人・著名人

• 石田卓夫（獣医師、評論家）
• 梅野信吉（獣医学者）
• 紺野耕（元日本獣医生命科学大学学長、日本獣医生命科学大学名誉教授）
• 勝俣(毛利)悦子（獣医師※日本初のイルカの人工受精成功学者）
• 山英也（獣医師※日本の犬学やトリミング技術の基礎を作り上げた）

日本獣医生命科学大学へのアクセス方法

JR中央線「武蔵境」駅南口より徒歩2分