東京女子医科大学

東京女子医科大学の特徴

東京女子医科大学は前身の東京女医学校から100年を超える歴史のある大学です。
医学部を備えている女子大は日本唯一であり、世界的にも多くはありません。
更に医師国家試験の合格率が9割超と非常に優秀な学生を輩出している事で有名です。

創立者の吉岡彌生は、当時低かった女性の地位を向上させようと本学を創立しました。
医師となり経済的な能力を与えることでその役割を果たすことが出来ると考えたからです。
また医学技術は女性に適応しているという考え方もあると自身の著書で明らかにしています。

▼東京女子医科大学　一号館の物語

東京女子医科大学の主な卒業後の進路

2021年の東京女子医科大学の看護師国家試験は100%、保健師国家試験は86.7%です。

卒業生は学部によって医師国家試験や看護師国家試験の受験資格を付与されます。

合格率は医師国家試験の場合、9割以上で推移している様子です。

入学者が70人前後であることを考えると殆ど全員が医師免許を持っているという事になります。

参考までに2018年実施分の第113回医師国家試験の合格率は92%でした。

なお各試験を突破した受験生の殆どは東京女子医科大学附属病院へ就職。

またその他大学附属病院や国立病院、一般病院への就職も含めると全体の80%ほどが医学の道へ進路をとります。

東京女子医科大学では養護教諭（保健室の先生）の教員免許も取得することが可能ですので、教職に就く卒業生も少なからずおられます。

東京女子医科大学の入試難易度・倍率

2023年の東京女子医科大学の各学部別共通テスト得点率は-、偏差値は42.5～62.5です。

※BF：ボーダー・フリー（偏差値が設けられていない学部）

東京女子医科大学の入学試験は非常に厳しい門を競い合うことになります。

例年20倍もの倍率を記録しているので、入学は容易ではありません。

卒業後の国家試験データを参照すると、少数精鋭で優秀な女医を育成したいという大学の目標がお分かり頂けると思います。

入試は一般入試、一般推薦入試、至誠と愛の推薦入試(同窓会組織に三等親以内の身内が居て、更にその方からの推薦を受ける必要有)、指定校推薦の四種類が設けられています。

一般入試では理系2科目と外国語、小論文が必須科目です。

また一次試験の合格者には二次試験として面接が課されます。

小論文は一次試験の成績には算入されず、二次試験の際に参考資料として用いられる事になっています。

東京女子医科大学に合格するために

多くの方にとっては一般受験を受験する流れが一般的です。

受験勉強の具体的な方法としては過去問を3年分ほど解いて傾向を把握します。

その後、解答することが出来なかった問題を中心に参考書に取り組むという流れになります。

自学で入学試験を突破する受験生の方もおられますが、東京女子医科大学は例年倍率が20倍前後で推移しており競争率が高めです。

経済的に余裕があるご家庭では塾や予備校に通い、常に最新の情報を得られる状態で勉強に臨むことが好ましいです。

東京女子医科大学のサークル・部活・同好会

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東京女子医科大学が輩出した有名人・著名人

東京女子医科大学へのアクセス方法