広尾中学校

広尾中学校の特徴

■広尾中学校は、西に日高山脈のそびえたつ自然豊かな町にある中学校です。全校生徒は170人に対して、教員数は22人と、生徒一人ひとりに目の配りやすい人数構成となっています。広尾町は平成18年度から町内の中学校と広尾高校との連携型中高一貫教育をはじめ、「郷土広尾を愛し、心豊かに学び、新世紀をたくましく、主体的に生きる人を育てる」ことを基本理念としています。

■基礎的な学力だけでなく、豊かな人間性や社会性の育成や、地域に対する理解の深化を目指すため、中高相互に乗り入れ授業を行ったり、6年間見通した「総合的な学習の時間」を設けたり、ボランティア活動や学校行事を合同で行ったりしています。高校生と直接かかわる機会が多くなることで、中学生にとっては、自分の将来像をより具体的に描くことが出来るのではないでしょうか。また、生徒だけでなく、教員同士の連携がスムーズに行われるために、中高6年間の進路指導を一目でわかるように工夫された進路カルテが作成、利用されています。このように、地域の高校との継続的な連携活動によって生徒の学びを深める点が、広尾中学校の特長であると言えるでしょう。

広尾中学校の主な進学先・就職先

不明（高校進学と思われる）

広尾中学校の部活・クラブ活動

■部活は運動部中心で、バレーボール部、バスケットボール部、テニス部、バドミントン部、陸上部があります。

■文化部は吹奏楽部と美術部が活動しています。過去には、美術部の生徒の作品が、美術大会で佳作に選出されたこともあります。また、学外クラブには、音楽部と野球部が活動しています。めずらしい部活としては、総合文化部があり、学校行事やお知らせをブログを通して発信するという活動をしています。

広尾中学校が輩出した有名人・著名人

不明

広尾中学校へのアクセス方法

高速・連絡バス「開発前」から徒歩12分

広尾中学校に関する補足情報

■中学校の近くには図書館や町役場、公園があり、地域活動や地域の歴史について学びやすい環境が整っています。また、海も近いため、自然の雄大さを身近に感じられる立地であるといえるでしょう。一方、こうした地域から世界に羽ばたくリーダーシップの育成も図られています。

■広尾中学校は広尾高校と連携していますが、その活動の1つに生徒会の相互交流やリーダー研修があります。中学、高校それぞれを引っ張る生徒会のメンバーが集まり、学校のメンバーに対してリーダーシップを発揮するためにはどのようにすればよいかを、生徒自身が自主的に話し合っています。高校生が中学生に学習指導に訪れる機会もあり、生徒会に所属していなくても、年上の生徒がリーダーシップを発揮する場が確保されています。こうした連携活動の1つ1つは「中高一貫教育だより」の発行を通して発信され、地域に中高一貫教育の理解が深まっています。