引用:興部町公式サイト
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興部中学校の特徴
■興部町には興部中学校と沙留中学校の2つの中学校がありましたが、校舎の老朽化や生徒数の減少などの状況から、もともと興部中学校があった場所に新たに2つの中学校を統合した新しい校舎を新設し、それが現在の興部中学校となっています。
■平成30年4月に新設されたばかりの学校で校舎は新しく、鉄筋コンクリートの2階建て校舎で、校舎内にはエレベーターも設置されています。音楽室は総吹き抜けで、1階中央には情報交流ホールがあります。学校の新設にあたっては新たに校章の公募も行われ、興部町の町花であるハマナスを主体としたデザインとなっています。
■校歌についても興部町出身のジャズミュージシャン澤田一範さんと札幌に在住の元音楽ディレクター橋田亮次さんから寄贈を受けています。統合後の平成31年4月時点で生徒数は88名となり、新しい校舎で生徒たちは勉強・運動に日々励んでいます。学校の特長は、生徒の少なさを活かしたアットホームな環境です。地域との交流や地域に密着した学校行事も多く行われています。
■毎年10月の第1日曜日に開催されるおこっぺ牛乳(ちち)の里マラソン大会の中学生の部には多くの興部中生も参加しています。また学外への授業として、近隣にある赤石山の見学に行ったり、白滝ジオパークで石器づくり体験を行ったりなどしています。高校や大学との交流の機会も多くあり、平成28年には興部中学校にて釧路工業高等専門学校の准教授が出前授業を行っています。授業ではパスタやマシュマロを使った自立式のタワーづくりをチームごとに行い、生徒たちにとってはチームでの共同作業を通して授業から発展した内容を学ぶことのできる機会となっています。
■また、大学見学も行っており、平成25年には札幌医科大学へ3年生1名が訪問し、医者になるために必要な勉強、資格などの説明を聞き、大学内の図書館や附属病院のヘリポート見学を行っています。札幌医科大学へは平成23年にも生徒が訪問しており、その時には医療職などを希望する3名の生徒が訪問し、赤ちゃんの人形を使った沐浴準備など、看護学科の学生に指導を受けながら体験学習を行いました。
■他にも北海道科学大学などにも学校訪問しており、普段の授業では体験できない内容の講義や体験に取り組んでいます。
興部中学校の主な進学先・就職先
■生徒のほとんどが高校に進学します。ほとんどの生徒が地元の興部高等学校に進学しますが、生徒数や大学進学のために近隣都市の高校に通う生徒も多くなりつつあります。
興部中学校の部活・クラブ活動
- 野球部
興部中学校が輩出した有名人・著名人
不明
興部中学校へのアクセス方法
■旭川空港から
連絡バス(旭川−旭川駅)「旭川空港」バス停から「旭川駅前」バス停(約35分)
JR宗谷本線「旭川」駅から「名寄」駅(約1時間16分)
名士バス・興部線(市立病院前−興部)「名寄駅前」バス停から「興部」バス停(約1時間47分)
「興部」バス停から興部中学校まで徒歩約17分
興部中学校に関する補足情報
■学校行事としては運動会が例年6月頃に行われています。少子高齢化の影響から農業の担い手の問題があり、興部町のあるオホーツク地域でも地域の基幹産業である農業において、地元の子どもたちに興味関心を持ってもらうための食農教育が行われています。地元の食材を食べてもらうことで、農業に関心を持ってもらい将来地元で働いてもらえるようにとの願いから、これまでに興部町の地元産の新鮮な牛乳を100%使用したおこっぺアイスや、アンガス牛肉の無償提供によって牛丼を食べるなどの食農教育が実施されています。
■興部中学校のある場所は興部町の中心部から少し離れた場所で、近くには興部高校があり、静かな場所となっています。町に鉄道は通っておらず、バスがありますが1日の本数も限られており、交通の不便さはありますが、興部の中心部にはスーパーや飲食店なども複数あり、生活する上ではある程度の利便性は確保されています。
興部町立興部中学校の周辺マップ
興部中学校の口コミ
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この記事を監修した人
「大成会」代表
池端 祐次
2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。