清里中学校

清里中学校の特徴

清里中学校は「凡事徹底」（誰でもできること誰よりも続けること）をスローガンに「試練に挑み、心豊かにたくましく未来を切り開く生徒」の育成を学校の教育目標としています。
学校の生徒数は100名（2018年度）で1年生27名、2年生36名、3年生37名で、教職員20名が在籍しています。
生徒数と先生の数の割合から手厚い教育を受けることができる体制であり、学校としても少人数指導の充実を目指しており、特に数学において習熟度別クラスでの授業や英語での少人数授業を行っています。学習面でのサポートを充実させるために、普段の授業に加え、放課後や長期休業中の補充授業、受験対策を実施しています。また、家庭学習の推進にも力を入れており、日々の学習状況の点検やアドバイスなど個人に応じた指導を行っています。
学校教育における保護者や地域との連携も重要であり、関係各位からの学校教育への協力が得られるように、学校で行っている教育活動について随時適切な情報公開や説明会を行っています。コミュニティスクールの実践に向けて、地域やPTA、関係機関と連携をしながらの取り組みを進めています。
清里中学校では東大生との交流を行っており、毎年夏ごろに東京大学陸上部の学生が町内で合宿をしているため、その際に交流会を実施しています。清里中生からの質問について東大生からは機転の利いた的確なアドバイスがあり、生徒たちにとって毎年いい刺激となっています。交流会だけではなく、夏休み学習サポート東大スペシャルとして、2019年には7月29日から31日までの3日間、学校内で学習会を開き、約8割の生徒が参加し、東大陸上部の学生に勉強を見てもらいながら学習する企画が実施されています。

清里中学校の主な進学先・就職先

ほとんどの生徒が高校へ進学します。
■2018年度第51回卒業生進路先
・清里高等学校
・網走南ヶ丘高等学校
・斜里高等学校
・美幌高等学校
・置戸高等学校
・日高高等学校
・帯広農業高等学校
・釧路高等工業専門学校
・北見藤高等学校
・旭川実業高等学校
・駒澤大学付属苫小牧高等学校
・北見支援学校
※当時の卒業生は全員希望する進学先への合格を決めています。

過去には野球の強豪校への進学を希望し、遠軽高等学校へ進学した生徒もいます。

清里中学校の部活・クラブ活動

■スポーツ系の部活
・野球部
・バレーボール部
・バスケットボール部
・バドミントン部
・水泳部
・陸上部
・スキー部
・スケート部
■文化系の部活
・吹奏楽部
・美術部

清里中学校が輩出した有名人・著名人

不明

清里中学校へのアクセス方法

■女満別空港から
連絡バス(女満別−網走駅)「女満別空港」バス停（バス約30分）→「網走駅前」バス停（徒歩約3分）→JR北海道釧網本線「網走駅」（電車約1時間11分）→「清里町」駅（徒歩約18分）→清里中学校
■JR北海道「清里町」駅から
・車で約5分
・徒歩で約18分

清里中学校に関する補足情報

「全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」において、全国平均を50とした時の清里中学校の得点が男子51.4、女子41.1と男子では全国平均を上回り、女子では大きく下回る結果となりました。
「全国学力・学習状況調査」では、全国平均と比較して、国語でやや低い結果となったほか、数学と英語ではほぼ同じという結果になっています。結果の分析から、国語では文章の内容を正確に理解する、話の内容をもとに自分の考えを持つという点に課題があることが分かり、現在行っている朝読書の取り組みを継続するとともに図書コーナーの充実や、図書の貸し出し数の増加といった取り組みを進めています。この調査の結果から、「いじめはどんな理由があってもいけない事だと思う」と答えた生徒が100％であり、生徒の道徳的規範の高さが現れています。
部活動ではスケート部が全国クラスの成績を残しており、2018年には4名の選手が全道大会に出場し、3名がさらに全国大会へ出場しています。
吹奏楽部は北見地区吹奏楽コンクールに出場し、金賞の受賞歴もあり、また定期演奏会の実施など積極的な活動を行っています。